なぜ今、真空式下水道システムが注目を浴びているのか?

公開日:2017.09.06  更新日:2022.10.21 業界NEWS

我が国の下水道普及率は令和元年度年度末で79.7%となっていますが、一方人口5万人未満の市町村では 81.1%と、地方ほど普及率が低い傾向にあります。 地方の市町村で下水道の普及が遅れた原因の一つは、居住密度の低さや様々な立地条件や周辺環境によって管路建設費が割高であることが考えられます。 そこで、管路施設の計画に当たっては地盤、地形、集落形態、維持管理等を考慮して最も効率的な下水道方式を検討することが必要となります。 下水道整備対象が人口密度の低い地域へ拡大するなか、管渠整備費のコスト縮減が課題になっています。

このような目的に合う新しい下水道システムとして、真空式汚水収集システムは各地で採用が進んでいます。

特徴

  1. 管を浅く敷設できるため掘削が少なく、工事期間が短い。
  2. 配管径が小さく、樹脂管使用のため軽い。
  3. 真空ポンプ場だけに電源を供給すればよい。
  4. 管路から外部への汚水漏れがない。

適する地形

  1. 平坦な地形
  2. 地盤の悪い地形
  3. 地下水位が高い地形
  4. 道幅が狭い所

PIPE Design Proは流下方式として「自然流下式」「圧送式」に加え、「真空式」に対応しています。

真空式下水道設計に関しましては、株式会社荏原製作所様の技術協力により完成致しました。

エバラ真空式汚水収集システムの詳細はこちらから

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